インターネットを利用して霊園を調べてみますと、かなり多くの各霊園のウェブサイトや情報サイトなどがヒットします。
これらの情報サイトをまずはチェックして、自分の納得いく理想的な霊園を購入するようにしましょう。 国産の石と外国産の石の品質ですが、国産の石全てが良い品質で、外国産の石が全て劣っている品質というワケではありません。
国産の石だけでも50種類以上の石が販売されており、外国産も数多くの産地があります。
墓石に使用する外国産の石は中国やインド、南アフリカ、ヨーロッパなどといった100種類以上の石があります。
これら石によって性質や特徴が異なっていますので「中国産の石は品質が良くない」といったような情報は間違えとなります。
国産の石は非常に耐久性が高く、見た目の美しさが長く継続するのはよく知られていることで事実です。
ですので一概に、○○産の石は素晴らしくて、●●産は劣化しているということでは無いのです。
国産の石は品質が良く美しいブログ:23-9-25
十年前、元気だったママが倒れた。
脳出血だった。
命は助かったが、右手足は不自由なからだとなった。
幸いな事に、
言葉、記憶などには不思議なほど支障がなかった。
助かってみると、
この事がママ自身の苦しみにもなり、
介護するおれ達の苦しみにもなっていった。
「お前には分からん!」
おれにぶつかるママは、おれ以外にあたる人がいない。
2年前に親父は他界していた。
1年の入院生活から退院する時、おれは心に決めた。
「よし、とことんママとつき合って、
笑顔を取り戻すまでは、親父のところに行かす訳にはいかん」と。
医師には無理だと反対されたが、
ママの家を改造し、
デイケアの施設にお風呂を入れてもらう約束をもらって、
ママの希望どおり自宅に帰った。
ママの願いはほとんどやってあげたが、笑顔は戻らない…
五年が過ぎた頃、施設でリハビリの先生に出会った。
「ちょっと簡単な手芸をしてみない?」
「いや!できない」
「できる所だけでも、まあしてごらん」
押し問答が何日かあった末に、
デイケアの日に、しぶしぶ左手を動かしてやってみたが、
ママの思うようにはいかなかったらしい。
でも、あの日の事は忘れられない。
デイケアの車から降りると…
「これ」と、
ママがバッグの中から出したのが、小さな花。
色紙を型の中に押しこんで紙絵にしていく手法のものだった。
「ウワー!できたじゃん」
おれは大げさに喜んでみせたが、ママはいつもの顔だった。
だけど、かすかにその中に笑いを見たような気がした。
それから、一作、二作、三作…作品が増えるにつれ、
少しづつ笑顔が出るようになった。
そして、心から
「ありがとう」の一言が
自然にくちをついて出るようになった。
この言葉を聞いた日、
おれの目が涙でかすんだのを今でも覚えている。